ふるさとテレワーク
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![遠野みらい創りカレッジ外観](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_01-720x540-1.jpg)
柳田國男の『遠野物語』の舞台として知られる遠野市では平成26年、地域の課題解決や学生の人材育成を目的とする「遠野みらい創りカレッジ 」が開設されました。
遠野みらい創りカレッジの活動を促進すべく始められたテレワーク事業では、サテライトオフィスやコワーキングスペース といった設備を旧土淵中学校校舎に設置。市民や県内外の学生にテレワークセンターを利用してもらいながら、存在をPRする活動も行っています。
今回は、同プロジェクトに携わる富士ゼロックス株式会社 復興推進室の岸田恭司氏、一般社団法人遠野みらい創りカレッジの有馬尊久氏、遠野市 総務企画部ICT担当課長の朝倉宏孝氏の3名にインタビュー。テレワーク導入のきっかけや役割、今後の展望などについて、これまでの運用経験をふまえてお話をうかがいました。
目次
1.テレワーク事業のきっかけとなった「遠野みらい創りカレッジ」
2.閉校した中学校をテレワークセンターとして整備
3.林業支援や被災地域のサポートなど現地でしかできない課題解決が可能に
4.時間の有効活用とストレス減少がテレワークの大きなメリット
5.Uターン・Iターン増加の役割が期待されるテレワーク事業
6.テレワークで再確認した遠野の魅力を未来へつなげたい
7.本事例についてのお問合せ先
1. テレワーク事業のきっかけとなった「遠野みらい創りカレッジ」
![インタビューに応じていただいた富士ゼロックス株式会社復興推進室 岸田恭司さん](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_02-720x481.jpg)
▲富士ゼロックス株式会社復興推進室 岸田恭司さん
まずは、富士ゼロックスが遠野市に拠点を置いた経緯をお聞かせください。
交流から生まれたプロジェクトや事業はありますか?
![中高生プログラムの一環で考えを発表する中高生](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_03-720x540.jpg)
遠野みらい創りカレッジで行われているプログラムについて教えてください。
![テーブルを囲みスライドを見る中高生](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_04-720x540.jpg)
2. 閉校した中学校をテレワークセンターとして整備
▲カレッジ内のコワーキングスペース
遠野みらい創りカレッジを運営していく中で、ふるさとテレワークに応募しようと思ったきっかけは何ですか?
![サテライトオフィスとしての機能をきちんと完備している。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_06-720x481.jpg)
▲TV会議などに利用されているサテライトオフィス
どのような準備をされたのでしょうか。
サテライトオフィスやコワーキングスペースを設置した目的と、どんな事業や活動に利用されているのかをお聞かせください。
▲テレワークのPRや擬似体験を目的としたコワーキングスペース
3. 林業支援や被災地域のサポートなど現地でしかできない課題解決が可能に
![緑豊かな土地、遠野](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_09-720x481.jpg)
テレワークセンターで行われている主な事業についてお聞かせください。
![インタビューに応じていただいた一般社団法人遠野みらい創りカレッジ 有馬尊久さん](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_10-720x481.jpg)
▲一般社団法人遠野みらい創りカレッジ 有馬尊久さん
4. 時間の有効活用とストレス減少がテレワークの大きなメリット
![自然と都会が同居する遠野市街地](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_11-720x481.jpg)
▲遠野市街
地域でテレワークを行うことのメリットはどんなところだとお考えでしょうか?
ストレスが減ったということは、体調にも変化があったのでは?
反対に、ふるさとテレワークを通して感じた課題やデメリットはありましたか?
5. U・I・Jターン増加の役割が期待されるテレワーク事業
![インタビューに応じていただいた遠野市総務企画部ICT担当課長 朝倉宏孝さん](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_12-720x481.jpg)
▲遠野市総務企画部ICT担当課長 朝倉宏孝さん
遠野市としては、ふるさとテレワークをどう捉えていますか?
PRの具体的な方法は?
![多くの書籍を取りそろえる図書室](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_13-720x481.jpg)
▲図書室は、多岐にわたる事業への活用が期待されている
遠野市のふるさとテレワーク事業の認知度はいかがですか?
6. テレワークで再確認した遠野の魅力を未来へつなげたい
![遠野市はホップの栽培面積が日本一である。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_14-720x481.jpg)
▲全国的にも認知度が高い遠野の名産品「ホップ」
最後に、遠野市のふるさとテレワーク事業の今後の展望や、テレワーク導入を検討している企業や個人へのメッセージをお聞かせください。
![遠野には河童伝説がある](/wp/wp-content/uploads/2022/09/tono_15-720x481.jpg)
![お問い合わせアイコン](/common/images/navi_icon06.png)
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テレワーク相談センター
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岸田氏:弊社では地域と密着したCSR活動に力を入れており、その一環として東日本大震災の影響を大きく受けた岩手県への復興支援を展開してきました。
津波で流された紙のカルテに書かれていた患者の情報を新たに共有し合えるようなシステムや、訪問看護で得られた患者の情報を一元化するシステムを提供するなど、様々なアプローチを久慈市や釜石市といった被災地を中心に実施しました。
その中で、沿岸部への後方支援を積極的に行って成果を挙げていた遠野市に出会い、遠野市民と弊社社員との交流事業をスタートさせました。