ふるさとテレワーク
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かつてのでんぷん工場が、人と人とをつなぐテレワークオフィスに
![雪深いニセコ町にあるニセコ中央倉庫群](/wp/wp-content/uploads/2022/09/niseko_001-720x481-1.jpg)
世界でも有数の観光リゾート地として、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる北海道ニセコ町。ここに、旧でんぷん工場をよみがえらせたテレワーク拠点が設けられています。木の温もりあふれる1階の「屋内交流空間」は、人や企業との新しい出会いと交流を育み、新たな可能性を広げることを目的にしたフリースペース。2階の「作業室」にはテレワーク設備が整えられています。平成30年1月、最先端のテレワーク環境をニセコに起こした取組について、『NPO法人ニセコ倉庫邑(むら)』理事でもあるニセコ中央倉庫群館長の向田薫氏にお話を伺いました。
目次
1.最先端のICT環境を整備した、地域のコミュニティスペース
2.古くて新しい旧でんぷん工場のシンボル「製粉機」の一部をディスプレイ
3.交流の場で何かを仕掛けたい、を発端にテレワーク事業に参加
4.ニセコのファンを増やす!都心とニセコをつなぐ新しい試み
5.本事例についてのお問合せ先
1. 最先端のICT環境を整備した、地域のコミュニティスペース
ニセコ町は国内外から注目が集まっている土地と聞いていますが。
![内部は広々とし、複数人掛けのデスクが設置されている。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/niseko_002-720x481.jpg)
倉庫を利用したテレワーク拠点というのは、全国でもなかなか珍しいのではないでしょうか。
ここは暖房設備も整っていて快適ですね。
2. 古くて新しい旧でんぷん工場のシンボル「製粉機」の一部をディスプレイ
▲奥が旧でんぷん工場、手前は製粉機の縮尺模型
いつ頃この倉庫は建てられたんですか?
建物に入ってまず目を引くのが、天井のはりに設置されてある大きな機械。重厚感のある趣が建物の雰囲気になじんでいますが、一体どういったものでしょうか。
▲でんぷん製粉機の実物の一部
3. 交流の場で何かを仕掛けたい、を発端にテレワーク事業に参加
ふるさとテレワークの推進事業をニセコ町で展開していくことに決めたきっかけを教えてください。
![打ち合わせスペースも用意され、大型のモニターや複合機も完備されている。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/niseko_005-720x480.jpg)
開放感もあり、大人数が集まっても快適に過ごせそうですね。
![落ち着いた表情でインタビューを受ける向田薫氏とニセコ町企画環境課自治創生係 係長の馬渕淳氏](/wp/wp-content/uploads/2022/09/niseko_008-720x481.jpg)
▲左:向田薫氏、右:ニセコ町企画環境課自治創生係 係長の馬渕淳氏
こちらの料金体制をお尋ねしてもよろしいでしょうか。
現在抱えている課題はどういったことですか?
4. ニセコのファンを増やす!都心とニセコをつなぐ新しい試み
![北海道ニセコ町役場](/wp/wp-content/uploads/2022/09/niseko_009-720x480.jpg)
▲北海道ニセコ町役場
今後、何か新しく挑戦したいことはありますか?
最後に、テレワーカーや企業の方に向けてメッセージをお願いします。
![ニセコ町やその周辺にそびえる羊蹄山。蝦夷富士という名前にに恥じないたたずまい。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/niseko_012-1.jpg)
▲蝦夷(えぞ)富士と呼ばれる羊蹄山(ようていざん)
![お問い合わせアイコン](/common/images/navi_icon06.png)
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テレワーク相談センター
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馬渕氏:ニセコ町には、一年を通じて多くの長期滞在外国人観光客が訪れています。こういった方々が滞在中に仕事をする際、これまではWi-Fi環境のある公共の施設でPCを持参して行っているという状況でした。どうにか、もっと快適なワーク環境を整えることができないかと、役場でも考えていました。
その一方で、ニセコ駅前の「ニセコ中央倉庫群」において倉庫を改修し、地域のコミュニティ施設を作るプロジェクトが始まりました。そこでこの場所にテレワーク機能を付加してみてはどうかと。観光客だけでなく、道央へ仕事でいらした方にもニセコへ立ち寄っていただき、自然豊かな環境に触れていただけたらということで、このふるさとテレワーク推進事業に参加しました。