ふるさとテレワーク
hometown
古民家をオフィスへ。住と職の充実を自然豊かな丹波で叶える
![改修工事を受け、モダンな雰囲気をも醸す「衣川會舘」](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6378-720x480-1.jpg)
丹波市佐治の衣川邸は、空き家サークル「佐治倶楽部」のリードによる改修工事を経た平成28年度から「衣川會舘(きぬがわかいかん)」の名称に改められ、月イチで衣壱(キヌイチ※1)というイベントが行われています。「平成28年度予算ふるさとテレワーク推進事業」を活用し、平成29年1月には衣川會舘の2階部分にコワーキングスペースが設けられました。
移住者と地域住民がより親交を深め、地域を活性化していくには、どうしたらよいのか。丹波型テレワーク推進事業について、本事業の中心メンバーである丹波市住まいづくり課・課長の前川康幸氏、ホームワーカーズコミュニティ株式会社の阪田大輔氏、佐治倶楽部の出町慎氏の3名から、「行政」「運営」「管理」というそれぞれの立場から現状と今後について語ってもらいました。
目次
1.地域住民と移住者の交流の場がすでに存在した
2.リアルな体験を通し、テレワーカーと地域との交流が生まれる
3.あらゆる用途に利用できるコワーキングスペース
4.管理者から見える丹波型テレワークの利点と課題
5.「行政」「運営」「管理」が一体となってテレワーカーをサポートしていく
6.本事例についてのお問合せ先
1. 地域住民と移住者の交流の場がすでに存在した
![屋内で行列をなすほど盛況しているイベント「キヌイチ」](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6268-720x480.jpg)
▲毎月第4日曜日に衣川會舘の1階スペースで、丹波市内で人気のあるさまざまなパンを購入できるイベント「衣壱 (キヌイチ:以下カタカナ表記)」(※1)が行われ、写真のように毎回列を作るほどにぎわっています。
丹波市とホームワーカーズコミュニティがコンソーシアムを形成し、ふるさとテレワーク推進事業に参加されたいきさつについて教えてください。
![インタビューを受けるホームワーカーズコミュニティ株式会社の阪田氏と丹波市住まいづくり課の前川課長](/wp/wp-content/uploads/2022/09/3HUvK-720x480.jpeg)
▲ホームワーカーズコミュニティ株式会社の阪田氏(左)と丹波市住まいづくり課の前川課長(右)
2. リアルな体験を通し、テレワーカーと地域との交流が生まれる
![移住者の方と衣川會舘の前で談笑する出町氏。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6502-720x480.jpg)
▲出町氏(中)を中心とする、衣川會舘を支える移住者の方々
現在、お試しテレワークを実施中とのことですが、実際に丹波で移住体験をされた方々の反応はいかがでしたか?
3. あらゆる用途に利用できるコワーキングスペース
![2階に設置されたコワーキングスペース。](https://telework.mhlw.go.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6261-720x480.jpg)
▲吹き抜けの天井と趣のある梁。階下にいる人の気配に、安心感や心地良さを求めるワーカーも少なくない
コワーキングスペースはとても開放感がありますね。
![落ち着いた雰囲気の中会議ができる。](https://telework.mhlw.go.jp/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6297-720x480.jpg)
▲テレビモニターのある会議スペース
![集中して仕事ができる個室もまた落ち着いた雰囲気がある。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6491-720x480.jpg)
▲施錠できる個室
![コワーキングスペースを利用していた兵庫県但馬技術大学校の職員教育専門員の富田満氏](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6413-720x480.jpg)
▲コワーキングスペースを利用していた兵庫県但馬技術大学校の職員教育専門員の富田満氏
富田さんはコワーキングスペースをどのくらいの頻度で利用されていますか?
ここを利用する理由は何でしょう?
コワーキングスペースの利用で困ったことはありますか?
![伝統的な雰囲気の中にモダンシェルフがうまく調和している。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6288-720x480.jpg)
▲個々の仕事に集中できるようパーテーションの役割をしたシェルフが置かれている
ここでは具体的にどういった作業をされているのでしょう?
今後、期待されることは何でしょうか?
4. 管理者から見える丹波型テレワークの利点と課題
![笑顔でインタビューを受ける出町氏](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6461-720x480.jpg)
▲関西大学在学中に佐治と関わりを持ち、平成25年に移住した出町氏
出町さんは奈良からこちらに移住されたとお聞きしました。出町さんから見て、ふるさとテレワークとして丹波に住む利点を教えてください。
コワーキングスペースの利用料金を教えてください。
管理者として抱えている課題はどんなことですか?
5. 「行政」「運営」「管理」が一体となってテレワーカーをサポートしていく
![机を挟み、会話する出町氏と阪田氏。](/wp/wp-content/uploads/2022/09/IMG_6477-720x480.jpg)
▲出町氏(左)と阪田氏(右)
最後に、テレワーカーや企業の方に向けてメッセージをお願いします。
![お問い合わせアイコン](/common/images/navi_icon06.png)
お問い合わせ
テレワーク相談センター
0120-861009
9:00〜17:00(土・日・祝日を除く)
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前川氏:丹波市では平成12年から人口が減少しており、最近では毎月0.1%ずつ落ち込んでいることがわかっています。特に社会で活躍できる年齢層が少なく、外部から新たな人材を誘致することが早急な課題と考えています。 市としては、地域住民と移住者の交流場所が必要と考え、平成27年11月にホームワーカーズコミュニティ株式会社さんと賛同いただける地元企業とともに「お試しテレワーク」と題したテレワーク推進プロジェクトを立ち上げ、テレワーカーさんに働く場所と住居を無償で提供しました。このお試しテレワークは今も続けています。