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  • 株式会社RDサポート
  • 住所
  • 東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa銀座ビル3F
  • 業種
  • サービス業
  • 社員数
  • 31名
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テレワーク宣言

中小企業こそ、生産性向上・人材確保の効果創出!

代表取締役 大澤 裕樹
​宣言者
代表取締役 大澤 裕樹
働き方を自ら選んで生産性向上し、会社の発展にも寄与できるテレワークの活用を目指す!
当社は、18期を迎えた2016年11月にテレワークを試験導入いたしました。若手独身従業員が大半を占めていた創業当時と比べ、従業員それぞれのライフステージが変化したためプライベートと仕事のバランスを考慮した働き方に対応する必要がありました。

まずは業務の棚おろしを行い、従業員や会社にとってよりよい働き方を模索しました。
その中で見つかった対応策を実現させていくために、まずIT環境の整備とタイムマネジメント強化を進めました。

そして人事制度改定・経営理念の再整理などを進め、2018年6月には環境整備の最終形であるオフィスの移転リニューアルを行いました。
テレワークは既にほぼ全従業員が実施しているため、新オフィスには全従業員分の座席は用意しませんでした。

弊社はテレワークを導入したことをきっかけに生産性を意識する働き方が一気に定着しました。従業員の働き方が変化していくに従って利益率も向上し、新たな価値を創出するという良い流れをつくり出すこともできました。

今期スローガンは”「個」の進化 「業」の想造 価値の創出”です。

食と健康業界において価値を創出している当社で働いている全員が、10年後、20年後、またそれ以上の未来においても健康に働き続けるためにもテレワークが「働き方の選択肢の一つ」として有効に活用できるよう、意識と実行の進化を続けてまいります。

取材記事

第5回(2018年度第2回)取材記事
テレワーク前提のオフィス移転を経て、企業風土が大きく変化
第4回(2018年度第1回)取材記事
テレワーク導入で実現した新オフィスへの移転
第3回取材記事
中小企業だからこそスピード感のあるテレワーク導入が可能
第2回取材記事
社内でテレワークはもはや特別な働き方ではない
第1回取材記事
テレワークを働き方の選択肢の一つに

第5回(2018年度第2回)取材記事
テレワーク前提のオフィス移転を経て、企業風土が大きく変化

2018年度、テレワーク利用を前提にした新オフィスへ移転し、今は社員の多くが自発的にテレワークを利用するまでになったRDサポート。社内の変化の過程などをうかがいました。社員の方々にもテレワークについてお聞きしています。

(左から)管理部 須藤幸子さん・吉田弥生さん
 (左から)管理部 須藤幸子さん・吉田弥生さん

テレワークは社内で当たり前の働き方に

今年度、実際に行った取り組み内容をお話しください。

テレワークを利用することを前提としたオフィス移転を2018年6月に行うことができました。移転前には社内独自のテレワーク推進月間を設けて利用を促進しましたが、移転後はそうした働きかけを行わなくても、テレワークを働き方に取り入れる社員が増え、すっかり社内にテレワークが定着したと言えると思います。
以前は、テレワークをすることが目的だった社員も少なくなかったようですが、現在は「在宅勤務のほうが集中できる」などのメリットを見つけて、目的のためにテレワークをするというように意識が大きく変わってきました。
2018年6月から12月の期間にテレワークを行った社員は26名で、実施回数は約790回でした。利用の仕方や頻度は個人によって異なりますが、もはや会社に来て働くことがベストだと言っている社員はいないと思います。

それにしても、2016年11月にテレワークを試験導入してから2年もたたないうちに、ここまでテレワークが「特別なこと」ではなくなったのは驚きです。

当社は人材サービス業ですから、テレワーク導入は無理と言われていました。でも、情報を守りながらもできる方法が必ずあると、道を探しながら行ってきました。少し見方を変え、動いていった結果、驚きと気付きがたくさんあったのです。

今、「うちにはテレワーク導入は無理」と思っている企業の方には、「そんなことはありません」とお伝えしたいです。

そこで当社がテレワークを通して進めた働き方改革を、今後、社会に還元していきたく、「ThinkaWork(シンカワーク)」と名付けました。「シンカ」には、「進化」「真価」「深化」とさまざまな意味を含みます。働く価値観、手段、実績を進化させていった道のりをまとめたページを、当社のサイト上に公開しています。
https://www.rdsupport.co.jp/thinka_work

なお、当社の一人当たりの残業時間は、月平均で2016年度は約21時間、2017年度は約14時間、そしてテレワーク活用が進んだ今年度は約10時間と減っています。業績は落ちていませんので、生産性は向上し続けていると言えるでしょう。

今後のテレワーク活用・拡大予定をお聞かせください。

社内にテレワークは定着していますので、大きな目標というものはありませんが、今後は個人の事情で時短社員となっているけれどもフルで働きたいと考えている人が、時短を選択しなくても働けるようになることは理想です。テレワークは、時間ではなく、成果で評価されるような仕組みづくりの手段になるでしょう。
入社1年未満の新入社員に対しては、ThinkaWork教育を定期的に行っていく予定です。また、2020年東京五輪に向けて、今年はある程度シミュレーションを兼ねた取り組みが必要と思いますので、そういったことなども検討していきたいですね。

入社1年を経て、いよいよ利用できるテレワークが楽しみ(南さん)

人材事業部 南さん
人材事業部 南さん

南さんはテレワーク研修などを終え、2019年2月から利用し始めるそうですね。

営業職なので外出が多く、入社1年後から利用申請できるテレワークで、これからは時間の使い方がもっと効率的になりそうです。
周囲にはテレワークをしている方が多く、どう活用しているのかを目の当たりにしてきました。遠方に住んでいる方や家族がいる方など、時間の使い方が上手でとても参考になりますし、いきいきと働いている姿がうらやましく思えていました。

同じオフィスにいなくても、各自の予定はオンラインカレンダーで分かりますし、コミュニケーションツールはいくつもありますので、困ったことは特にありません。マネージャー陣も率先してテレワークを利用しています。

今のところ、最初は週1回程度からテレワークを初めてみて、少ししたら週2~3回程度に増やそうかと考えています。モバイルワークオフィスを使う場合もあると思います。もちろん、時間の使い方が自由になる分、パフォーマンスが求められるというプレッシャーはありますが、それ以上にやってみたいという気持ちが強いですね。

みんながテレワークをしているので、顔を合わせられる機会が貴重になり、会議が活発になったとも感じます。受け身でただ会議に参加しているという人は少なくなったのではないでしょうか。私も積極的に発言するようにしています。

テレワークで趣味の時間を捻出できることが、仕事にも好影響(松本さん)

人材事業部 松本弘子さん
人材事業部 松本弘子さん

マネージャーである松本さんは、どの程度テレワークを利用されていますか?

現在は週2回、曜日を決めて、基本的には在宅勤務しています。テレワーク導入の初期メンバーの一人でしたので、2016年から週1回ぐらいずつ利用し始め、1年ぐらい前から週2回に増やしています。
最初はテレワークをすることが目的になってしまっていて、在宅勤務時は肩に力が入りすぎて、出社しているときよりも疲れてしまうほどでした。ただ、ちょうど仕事一辺倒の働き方に行き詰まりを感じ始めていて、テレワークの利用は価値観を変えてくれました。

今は仕事だけの自己実現では物足りなく、プライベートな時間での自己実現も両方大事だと強く思うようになっています。私の場合、趣味のスポーツを楽しんでいるのですが、時間を有効に活用するために、テレワークは不可欠です。
仕事のために趣味をあきらめることなく楽しめていて、それが仕事にもポジティブな影響を与えるという良いサイクルになっていると感じています。以前よりも仕事量を減らしたり、実績を落としたりしているわけではありません。時間では計れない価値提供ですね。

マネージャーという仕事柄、一定の頻度でメンバーと接することは必要なので、毎週の会議はなるべく対面で参加するようにしています。オフィスにいるときには、メンバーとコミュニケーションをとり、在宅勤務では作業に没頭するといったリズムを作っています。

2017年度テレワーク導入事例動画~株式会社RDサポート


テレワーク事例動画(約3分)

2018年度テレワーク導入事例動画~株式会社RDサポート


テレワーク事例動画(約3分)

2019年度の取り組みと2020年度に向けて~株式会社RDサポート

2019年度の取り組み概要

テレワーク・デイズと時差Bizに全期間参加し、独自に下記の施策を行いました。

テレワーク・デイズ期間中は、規定のテレワーク実施上限日数(3日)を撤廃

8/13~8/15を「RDテレワーク推奨期間」に設定

2020年に備え、できる限りテレワークを実施するよう呼びかけました。

対象社員数36人

テレワーク・モバイルワークオフィスの活用 :29人(80%)

フレックス制度の活用           :36人(100%)

RDテレワーク推進週間(8/13~8/16の4日間)の実施人数:24人(67%)

推進期間中にテレワーク、時差出勤、休暇取得を行った人数 :36人(100%)

10月には防災訓練を実施。

テーマは「2020開催の国際的なスポーツイベントに向けたBCP対策」とし、全員出社しない(できない)状況でも会社が通常通り営業できるようにテレワークとシステムを活用して検証を行いました。

日常的にテレワークが行われている弊社では、特に大きな問題なく実施することができたのですが、それでも「全員一斉に」となったときにいくつかの課題が見えたため、更なる業務改善を図る良いきっかけとなりました。

グループ会社の働き方改革にも着手し、テレワークの実現に向けて動いています。

2020年度のテレワーク活用・拡大予定(特にオリンピック・パラリンピック期間中)

グループ会社のテレワーク導入
ただ単にテレワークを導入するのではなく、会社と社員どちらにとっても価値のあるテレワーク導入に向け、業務の棚卸やマインド面の教育など前面で改革を推進する予定です。
期間中の取り組み予定
随時発注している備品類や飲料水に関しては期間前にまとめて購入し、期間中の配送が最小限になるよう準備する予定です。
また、弊社は人材事業を行っているため、来社での登録や雇用契約が発生しますが、電話やチャットツールを活用し、来社していただかなくても手続きが済むよう準備が整っています。

社員に向けては、有給休暇の取得とテレワークを推奨し、期間中の出勤率を50%以下に目標設定する予定です。

今年の夏は今まで弊社が取り組んできたThinkaWorkの成果を発揮できる集大成の場です。イベント期間中だからという理由で売り上げに影響が出ないよう営業できるだけの自信があります。

あと半年の間でできる準備は万全に整え、イベント期間を迎えたいと考えています。

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