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ライフステージに合わせた働き方 テレワークを導入した キャド・キャム株式会社の 齋藤士郎代表取締役 テレワークを実際に利用して いる齋藤奈津美さん 誰もが働きやすい職場に 育児、家庭生活と仕事を両立 本人の希望や都合に合わせて在宅勤務を柔 軟に行うことができるテレワークを導入してい ます。106人の社員のうち、女性が多くを占め ており、育児や家庭生活と仕事がうまく両立で きるよう、そして社員みんなが働きやすいよう に、との考え方です。在宅勤務で仕事と子育て を両立させたり、家族が体調を崩した際に自宅 で看病しながら仕事をしたリ、といった形で活用 している社員が多いようです。 生き方に合わせ「自分の仕事は自分で管理」 弊社はビルなどの床の設計図作製を手掛けていますが、みんなが1カ所 に集まって仕事をする必要性は必ずしもありません。パソコンとネット環境 があり、担当する仕事を各自が責任を持って遂行してもらえれば、勤務時 間や形態も含めて「自分の仕事は自分で管理」する形でいいわけです。 有能な人材が、人生のステージに合った働き方を選んでいることで、若 い社員も、先輩の働き方や生き方をモデルに、スキルアップの意欲を高め ています。一人一人が働きやすい環境を整えることが、結果として会社全 体の力も高めるのだと思います。 介護や家事と両立できています 終業時間に帰宅ー自宅で仕事も 家事や家族の介護で時間が必要なときなど に早めに帰宅し、自宅で仕事の続きをしていま す。週の半分ぐらいは、終業時間の前に帰宅し ています。家族が入院した際、1カ月ほど、毎 日のように病院に顔を出していました。そうした 際、定時前に会社を出ることが認められていた ため、看病と家事、仕事のバランスをうまくとる ことができました。テレワークの便利さ、ありが たさを感じました。 上手に時間を使い、モチベーションも向上 行っている業務内容には専門性があり、丁寧さも求められます。決まっ た納期は守らなければなりません。テレワークでうまく時間配分することで、 仕事をする時は集中し、その上で、仕事以外にやらなければならないこと もしっかりできる。時間の使い方が上手になったような感じがします。 現在はこうした形で仕事と家庭生活を両立させていますが、今後状況が 変われば、それに合った働き方を選択することができます。そのことが仕 事のやりがい、スキルアップの意欲にもつながっています。 山形県株式会社キャド・キャム2018年6月26日(火)山形新聞朝刊掲載 地域企業に学ぶテレワーク実践事例集
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