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テレワーク導入で残業時間6割減 自身もテレワークで勤務 マキナリ―浩子社長 テレワークで育児と両立 酒井直子さん どこにいても、子育て中でも、活躍できる 出産や転居による退職はもったいない 外国語学校経営や県内小中学校への外国語 指導助手(ALT)の派遣を手掛ける当社の役員 は、8割が女性です。女性は出産や夫の転勤と いったライフイベントの影響を受けやすく、せっ かく中堅まで成長しても退職を余儀なくされが ち。会社にも本人にも、とてももったいないと 思い、人材確保のために2016年、テレワーク を導入しました。 特に地方では、仕事への情熱や能力を生かし 切れずにいる女性が相当数いると感じます。自分で働き方を選び、やりが いや誇りを持ってほしい。どこにいても、子育てや介護をしながらでも、活 躍できる社会でありたい。私自身もテレワークを実践し、そんな仕組み作 りに取り組んでいます。 移動時間を短縮ワークライフバランス改善で業務効率もアップ ALTの派遣先は県内各地にあり、社員の自宅から直接出向いた方が早い ケースがあります。テレワークでこうした移動時間を短縮することで、残業 時間は6割減りました。ワークライフバランスが改善すれば、社員のやる気 もアップ。業務効率はさらに上がりました。 心にゆとりを持って育児と両立できています 妊娠中・出産後も勤務を継続 宣伝広報担当として生徒募集のチラシをデザ インしたり、印刷の発注などをしています。次 女を妊娠中に自宅安静が必要になり、テレワー ク制度を活用し始めました。出産後も、本格的 に職場復帰するまでの半年間は週に2時間だけ テレワークをしました。長期の休みで仕事の感 覚が鈍り、会社の状況が分からなくなってしまう のが心配でしたが、在宅中も会社とのつながり を持てたことで、スムーズに復帰できました。 通勤なし始業直前まで自分の時間 現在は1歳と4歳の娘を育てながら週4日勤務し、うち2日は在宅です。在 宅勤務の日は通勤に時間を取られないので、始業の直前まで家事や自分の 時間を持てますし、子どもと過ごす時間も確保できるのがうれしいです。ま た、子どもが体調不良で保育園を休んだ日でも、丸1日欠勤なのではなく、 子どもが寝ている1時間なり2時間なり細切れの時間を活用して仕事を進め ることができるのもありがたいです。 ただし、信頼されてこそのテレワーク制度。こちらもしっかり成果で応え たいと思っています。 長野県株式会社エー・トゥー・ゼット2018年6月26日(火)信濃毎日新聞朝刊掲載 地域企業に学ぶテレワーク実践事例集
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