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  • 株式会社ウィズテクノロジー
  • 住所
  • 大阪府大阪市中央区久太郎町2-5-28 久太郎町恒和ビル7階
  • 業種
  • ソフトウェア開発、スマホアプリ開発
  • 社員数
  • 17名(2020年9月現在)
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テレワーク宣言

Flexibility ~これまでの当たり前を捨て、変化に柔軟に~

代表取締役 杉本 展将
​宣言者
代表取締役 杉本 展将
新型コロナウイルス感染拡大防止のために始めたテレワークでしたが、スタッフから作業効率が上がった、時間が効率的に使える、今後もテレワークを継続したいとの声が上がりました。一方、コミュニケーションや情報共有に課題があることもわかりました。

VUCA※の時代と言われる昨今、この先何が起きても変化に対応できる柔軟性が必要だと感じました。
新しい時代の働き方を考えた結果、まずはオフィスの役割から見直します。
オフィスは単に働く場所ではなく、リアルなコミュニケーションやアイデア創出の場として、必要なときに集まれる場所であればよいのではと考えました。今後、私たちは場所にとらわれずどこでも働ける企業を目指します。​

現在のオフィスを解約し複数のコワーキングスペースが利用できるオフィスに移転します。すべてのスタッフがオフィス、自宅、各所のコワーキングスペース、と働く場所を選ぶことができます。テレワーク率70%を目標とし、事務手続きや管理業務もクラウドサービスを使う、自社でシステムを開発するなどIT化を進めます。

スタッフとどのような働き方をしていきたいのか話し合いをしながら、一人一人のワーク・ライフ・バランスを実現します。どこにいても働ける環境づくりが、この先不確実で多様な時代に対応する第一歩と考えています。

※VUCA(ブーカ)とは、社会やビジネスにおいて将来の予測が困難になっている状態を示す造語で

取材記事

令和2年度第2回取材記事
柔軟な働き方に合ったオフィスの形とは
令和2年度第1回取材記事
テレワークによってオフィスについての概念が大幅に変化

令和2年度第2回取材記事
柔軟な働き方に合ったオフィスの形とは

テレワーク導入で働き方を多様化し、オフィスの在り方も大きく変えた(株)ウィズテクノロジー。今年度の取り組み内容や今後のテレワーク活用・拡大予定などについてお話をうかがいました。総務のデジタル化や、オンラインでの新入社員教育についてもお聞きしています。

代表取締役 杉本 展将さん
代表取締役 杉本 展将さん

コロナ禍で新しい働き方へシフトし、オフィスの在り方も変革

今年度、実際に行った取り組み内容をお話しください。

2020年4~5月の緊急事態宣言発出期間中は、全社員を在宅勤務としました。ほとんどの社員がテレワークは初めてだったので不安を持つ人は少なくありませんでしたが、試行錯誤しながらチーム単位で仕事を進めていきました。宣言解除後は出社とテレワークを併用し、2021年1月の緊急事態宣言発出後は、再び原則在宅勤務としています。

テレワークで業務が回ることが確認できたので、より柔軟な働き方ができる会社の在り方にまで検討を進めることにしました。結果、今までのオフィスを解約して、2020年11月から本社をレンタルオフィスへ移転しスペースを大幅に縮小しました。社員は本社機能を置いているレンタルオフィスや自宅など、勤務地を選んで業務を行えます。これからさらにテレワークが社内に浸透し、新型コロナウイルスの感染状況も落ち着いてきたら、またそのときに合ったオフィスの在り方を考えていくことになると思います。

今年度のテレワークへの取り組みについて、社内からはどんな声が挙がっていますか?

レンタルオフィスに移転した後にとった社内アンケートでは、7~8割の社員がテレワークに満足していました。「働き方の選択肢を増やして自分で選べる」という会社の取り組みは、全体として好意的にとらえられています。当初はテレワークにあまり前向きでなかった社員が、実際に在宅勤務をしてみたらテレワークの良さを知って積極的に利用するようになったことはうれしいですね。

離れて仕事をする中でどうコミュニケーションを保つか

ここまでの取り組みで課題と思われたことは何でしょうか?

コミュニケーションについてです。同じオフィス内にいれば、同僚の調子を何となく察することができますが、テレワークではそれが難しくなっています。困ったことや悩みごとがあっても、なかなか自分からは発信できない若手社員もおり、周囲もその様子に気づきません。そうした社員をどうフォローするか、新しい働き方が進む中で社内のコミュニケーションをどう図っていくかが課題です。

以前は毎月の会議の後に懇親会を行っていましたが、コロナ禍のため、現在はオンラインでの集まりとしています。また、Web会議を増やしたり、雑談ができるチャットグループを作ったりなどといろいろ工夫しているところです。今後は月1回程度、社員の意識を把握できるようなアンケートをとることも検討しています。

今後のテレワーク活用・拡大予定をお聞かせください。

現在の方針を維持していきます。そして、テレワークを前提にした人材採用を、全国を対象に進めていきたいです。採用や雇用を遠隔で行い、信頼関係を築いて一緒に仕事をしていくためには、今までとは異なるやり方が必要となるでしょう。

社員の中にはワーケーションやステイケーションに興味のある人も出てきており、まずはトライアルを行ってみても良いかと思っています。また、各所にあるコワーキングスペースが、現在はまだあまり利用されていないので、コロナの状況が落ち着いてきたら、働き方の選択肢の一つとして、もっと活用してもらえるように呼びかけていく予定です。

今年度進んだ総務のデジタル化

総務担当役員へインタビュー:この1年間の変化について、総務担当役員の方へお話をうかがいました。

取締役 杉本 結美さん
取締役 杉本 結美さん

レンタルオフィスに移転してスペースがかなり狭くなり、以前のオフィスと同様に物を置くことなどはできませんが、業務は概ね問題なく回っています。今年度は勤怠管理システムや給与システムを新たに導入し、総務のデジタル化が一気に進みました。

新しい働き方を進める中で、私から社員へ相談する機会が増えました。今までは役員側から通達する形が基本でしたが、今は社員の意見や案を聞くことが多くなり、新たな気付きを得ています。

新入社員教育を初めてオンラインで実施

テレワーカーへインタビュー:実際にテレワークを利用している社員の方へお話をうかがいました。

システム部 四良丸 大志さん
システム部 四良丸 大志さん

2020年4月の新入社員教育を同僚と一緒に担当しました。当社では入社後3カ月間は研修で、今年度はほとんどがオンラインでの実施となりました。研修内容自体はテレワークで進めていけましたが、相手が困っていることはないか、もし困っているならどんなことなのかといった温度感がつかみづらかったです。そこで、研修開始1カ月後ぐらいから、1日2回、定時にWebで集まって状況を聞く時間を設けました。毎日必ず話ができる機会ができて、新入社員の気持ちの負荷は減らせたように思います。

緊急事態宣言が発出されていない期間は、私自身は基本的に週3日の在宅勤務をしています。今のところこの働き方が、メリハリもつき、仕事の効率が上がり、自分に合っていると感じています。通勤に往復約3時間かかるため、在宅勤務日は生活に余裕も生まれます。

令和2年度テレワーク導入事例動画~株式会社ウィズテクノロジー


テレワーク事例動画(約3分)
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