企業の概要
社名株式会社イージフ都道府県東京都
業種情報ソフトウェア従業員数25名
事業概要コンサルティング業
テレワーク
の種類
在宅
勤務
モバイル
ワーク
サテライト
オフィス
○○○
狙い
生産性
向上
移動時間
短縮
非常時の
事業継続
顧客満足
度向上
WLB向上オフィス
費用削減
通勤弱者
対応
創造性
向上
優秀な人
材確保
省エネ・
CO2対策
○○○○○○○○
テレワーク導入の効果(経営にもたらした効果、その他効果)
・テレワーク導入により育児・介護を行いながらでも業務を遂行しやすくなった。またICT
ツールの導入により育休中でも社員同士のコミュニケーションが図れる為、スムーズな
復帰を実現し、復帰後の定着率も90%を越えている。子育て世代の優秀な人材を確保で
きており、採用費の削減にも効果があると実感している。
・男性社員でも平均2ヶ月の育休を取得できる環境が整い、社員の育休取得率は100%と
なっている。テレワークを活用した育児時短勤務や在宅勤務も活発で、その事により、
男性でも家庭や育児に積極的に関わっていくカルチャーが会社全体で醸成された。
・震災時、悪天候時にはテレワークに切り替えるよう推奨している。無理して出社する必
要がなくり、社員の安全確保に寄与している。
・テレワーク導入に伴い、個人のデスクを設けないフリーアドレス制を導入した。社員数
に対してオフィスの座席数を約7割にとどめているため賃料削減につながっている。
テレワークの概要・特徴
◆専門業務型裁量労働制の採用
設立当初より裁量労働制を採用しているため、社員の勤務時間は各々の裁量に委ねている。テ
レワーク利用時も同様であり、決まった開始時間や終了時間は設けず、本人のライフスタイルに
あわせた時間帯に業務を行えるようにしている。
◆時間管理型社員への利用促進
裁量労働制の対象外であるバックオフィス業務に関しては、業務性質上テレワークを利用しづら
い状況であったが、勤怠や在籍状況のデジタル管理システムやバーチャルオフィスシステム等
を導入し、なるべくオフィスに近い環境を自宅で再現することでテレワークを利用しやすいよう工
夫をしている。
◆テレワーク導入企業への貢献
ファイル同期ツール「CmisSync」を自社開発し、無償で利用可能なオープンソースソフトウェアとし
て公開した。CmisSyncは国内だけではなく海外からも高く評価されており、現在3万件以上がダ
ウンロードされ他社のテレワーク推進にも大きく貢献している。
◆ICTツールの活用
テレワークを円滑に行うため、以下のICTツールを導入している。
GoToMeeting(Web会議)/Mattermost(コミュニケーション)/Alfresco(文書管理)/CmisSync(ファ
イル同期ツール)/ScreenshotMonitor(在席管理)/Remotty(バーチャルオフィス)
雇用上の規定就業規則に規定
テレワーク推進担当部門管理部
テレワーク対象者役員を含む全社員
実施者数役員を含む全社員
実施日数月4回以上(随時、期間の制限なし)
テレワーク実施概要
テレワークの導入・拡大の経緯
2006年設立当初からテレワーク・BYODを採用しているため、制度や社内環境、使用するツールはテレワークを前提として整備されている。全社員を対象とし、業務に支障がでない
限りは、理由を問わずテレワークが可能である。当初は在宅勤務とモバイルワークだけであったが、子育て中の男性社員からの「家だと子供がいて仕事に集中できないことがある。
一方で、オフィスへの通勤時間はもったいない」という声をうけ、自宅近くでのコワーキングスペースでの仕事を認め、コワーキングスペースの利用料補助制度を社内規程に加えた。
2016年からはバックオフィス業務もテレワークが行いやすいように、オフィス営業時間の短縮、在席・勤怠管理システムの導入など、常にテレワーク環境の改善を試行錯誤しながら
進めている。
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