企業の概要
テレワーク導入の効果(経営にもたらした効果、その他効果)
①残業時間の減少による生産性向上
各部の管理職全員にテレワーク勤務実施による部署の状況、業務の達成度合いについ
てヒアリングを行い、全員が生産性の向上、または、出社時と状況が変わらないという
回答でした。また、全社のテレワーク導入前の1~3月と導入後の4~6月の3ヶ月単位で
残業時間を比較し23%削減されたため生産性が向上。
②テレワーク勤務への移行率増加による社員満足度向上
テレワーク実施以降、勤務時間の削減・ワークライフバランスとの両立が取れるように
なったことで、通勤時間削減によるストレス軽減の一翼を担うことができ、テレワークを希
望する意見を聞くようになったことで社員満足度向上に繋げることができた。
③経費削減
出社日数の減少により、全社員に全額支給していた定期券代の支給を停止し、出社の
実費精算に変更しました。テレワーク実施前と比較し印刷費(紙代含む)は65%削減、
郵送費は78%の削減を図ることができたため経費削減に繋がった。
④顧客満足度キープ
カスタマーセンターが在宅であっても変わることなく、お客様対応が出来ている。
テレワークの概要・特徴
①テレワーク対象者を全社員に拡大
事前に上長と出社日、テレワーク勤務日を調整し、全社員が出社/テレワーク勤務
を自由に選択し、部門内で調整したシフト表に合わせて勤務する運用。
②シンクライアント端末の導入によりテレワーク勤務の作業環境の向上
テレワーク勤務を促進する上で、社内システムサーバにログインする環境を整備。
シンクライアント環境を利用したリモ―トPC設備を導入し、社内の作業環境と同
様の仕様になるよう改善。
③対面での商談、紙の書類・請求書対応を電子化
取引先との商談、セミナー、メンバーとのコミュニケーションは、オンライン会議
ツールを利用したWEB会議を実施。
また、出社しないとできない業務(紙の書類、契約書、請求書等)は、自社がサービス
を展開しているWEBサービスを活用し、取引先との調整を重ね電子化対応に改善。
④カスタマーセンター全員在宅
カスタマーセンターフリーコールの問合せ受付は、「AmazonConnect」を使い、全員テ
レワークを実現。CTIの転送機能と「AmazonConnect」の併用により、新型コロナウイ
ルス対策であるハイブリッド勤務に対応。
台風などの自然災害時にも全員在宅勤務を実現。
テレワーク実施概要
テレワークの導入・拡大の経緯
当初、育児、介護及び傷病による時短勤務者、出社制限がある社員がテレワークを実施していたが、新型コロナウイルスの感染拡大がキッカケとなり全社員に範囲を拡大
し開始。テレワーク勤務は不可能業務があると懸念していましたが、実際には少し工夫をすることでオフィスに出社していた時と変化なく業務遂行ができ、オフィス出
社よりも生産性が高まる結果を感じるようになりました。現状の勤務規程の更なる改善、職場内のテレワーク環境の整備を図れるよう調整しております。
企業・団体名株式会社インフォマート本社所在地東京都
業種IT・情報サービス総従業員数505名(2020年6
月末現在)
事業概要BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営
テレワーク
の種類
在宅
勤務
モバイル
ワーク
サテライト
オフィス
○○
狙い
生産性
向上
移動時間
短縮
非常時の
事業継続
顧客満足
度向上
WLB向上オフィス
費用削減
通勤弱者
対応
創造性
向上
優秀な人
材確保
省エネ・
CO2対策
○○○○○○○○
雇用上の規定テレワーク勤務規程
テレワーク担当部署人事・総務部
テレワーク対象者全部署の社員
実施者数505名(正社員495名・パート10名)
平均実施日数月16回以上(概ね週4回以上)
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