企業の概要
社名株式会社ありがとうファーム都道府県岡山県
業種医療・福祉従業員数88名
事業概要就労継続支援A型事業所
テレワーク
の種類
在宅
勤務
モバイル
ワーク
サテライト
オフィス
○
狙い
生産性
向上
移動時間
短縮
非常時の
事業継続
顧客満足
度向上
WLB向上オフィス
費用削減
通勤弱者
対応
創造性
向上
優秀な人
材確保
省エネ・
CO2対策
○○
テレワーク導入の効果(経営にもたらした効果、その他効果)
・当社のテレワークは、スマートフォンのスカイプアプリを主に使用しているため、
従来のようにPCを導入するコストがかかっていないことで、初期費用を削減出
来た。
・スカイプのテレビ電話機能で質問・回答も可能で、商品の製作の進捗状況管
理は画像添付で容易に出来るため、品質管理、スケジュール管理も実現できて
いる。
・会社から1時間以上の通勤時間の利用者は現在の19名中6名居り、雇用は不
可能と思われた優秀な人材を雇用確保出来た。
・自宅に居ながら仕事が出来るということで、欠勤が減り利用者の収入(工賃)
が上がったことによる生活の安定から精神面の安定・体調の改善が見られ、よ
り多くの日数勤務が出来るようになり、作品も多く制作出来、やりがいに繋がる
という良いサイクルが作られている。
・全国の障がい者740万人のうち、精神障がい者320万人、身体障がい者350万
人と白書にあるが、その多くが施設での就労が出来ていないが、能力が高い者
は多いと思われる。その人材にテレワークでスポットを当てることが可能である。
テレワークの概要・特徴
通常テレワークではPCでのデータ入力・プログラミング・HP更新が主であった。
弊社はそこにハンドメイドという業種を入れ、そのことによって今までテレワー
クに無関係だった人も仕事をしていくことが可能となった。
テレワーク機器に関してはPCだけでなくスマートフォン・タブレットを活用し、ス
カイプを用いて勤怠管理と制作物の写真での評価を可能としている。緊急時に
はテレビ電話が活用され安心であり、細かな質問などにもすぐに回答出来るよ
うにしている。
雇用上の規定在宅勤務規程
テレワーク推進担当部門テレワーク委員会
テレワーク対象者ハンドメイド制作チーム
実施者数25名
実施日数月20日程度
テレワーク実施概要
テレワークの導入・拡大の経緯
弊社は障がい者の就労継続支援A型事業所である。障がい者を雇用し、業務を行っている。主な業務はイラスト・アクセサリー・編み物の制作販売である。
対象労働者は主に精神障害を患っており、対人緊張・自閉症・幻覚・幻聴・うつ病・パニック障害などがあり、通勤時の混雑・人の目線などに耐え切れず通勤がまま
ならない状況に陥る人材が多く居る。能力的には優れており十分に健常者と同等、またはそれ以上の業務が可能であるが、テレワーク導入までは通勤が出来ず
収入も得られず、生活困窮となることもあった。テレワーク導入後はほとんどの対象者は皆勤に近い状況に改善されている。
スカイプテレビ電話の様子イラスト担当者の作品編み物担当者の作品
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