導入状況の推移
海外のテレワークの導入状況
日本ではコロナ禍を契機にテレワークの導入が急速に進みました。では海外はどのような状況にあるのでしょうか。
米国の労働者を対象とした調査では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大後に一度でも在宅勤務をしたという経験のある人は57.9%、この調査時点で在宅勤務をしているという人は35.3%という結果になりました。
米国における在宅勤務の実施割合
一方、EUでEuro foundが行った調査では、新型コロナウイルス感染症の流行以前、EU域内で在宅勤務を月1回以上実施していた労働者は22.7%にとどまっていたが、流行後には36.5%が在宅勤務をはじめており、新型コロナウイルス感染症の流行を契機に在宅勤務が拡大していることが見てとれます。
新型コロナウイルス感染症流行後に在宅勤務を実施した割合(EU)