(問6)テレワークを行うにあたり、人事評価等で留意する点はありますか。

(答6)
 人事評価は、企業が労働者に対してどのような働きを求め、どう処遇に反映するかといった観点から、企業がその手法を工夫して、適切に実施することが基本ですが、テレワークを行う者が、そのことを理由として、テレワークを行っていない他の労働者と比較して、不利な評価を受けることは不適切な人事評価といえます。テレワークを導入した際に、労働者がテレワークを活用するために必要なこととして「適正な人事評価の実施」が挙げられることがあり、テレワークを導入・実施していない企業も、「テレワークを行う労働者の評価が難しい」ことを理由に挙げることも多いです。
 非対面の働き方において部下の仕事を評価するためには、上長も業務の管理や評価のスキルアップを図る等の工夫を行うことが考えられます。

 上長は、テレワークを行う者(部下)に求める業務の内容や水準等をあらかじめ具体的に示しておくとともに、評価対象期間中には、必要に応じてその達成状況について上長と部下との間で共通の認識を持つための機会を柔軟に設けることが望ましいです。また、テレワークで行う仕事の内容について、じっくりと話すことも考えられます。