企業の概要
企業・団体名アイシン精機株式会社本社所在地愛知県
業種製造業総従業員数16,357人
事業概要自動車部品(パワートレイン、走行安全、車体、情報電子)、エネルギー・
住生活関連製品などの製造・販売
テレワークの
種類
在宅
勤務
モバイル
ワーク
サテライト
オフィス
狙い
生産性
向上
移動時間
短縮
非常時の
事業継続
顧客満足
度向上
WLB向上オフィス
費用削減
通勤弱者
対応
創造性
向上
優秀な人
材確保
省エネ・
CO2対策
テレワーク導入の効果(経営にもたらした効果、その他効果)
【テレワーク実施者アンケート結果】※2020年5月・6月実施、5,757名回答
・仕事の生産性(アウトプットの質と量)にどのような影響があったか
⇒肯定的回答41%、否定的回答24%
・仕事の生産性以外の面(ライフ面)でどのような影響があったか
⇒肯定的回答85%、否定的回答5%
・今後もテレワークを利用したいか
⇒肯定的回答91%、否定的回答9%
【BCP】
・感染症拡大防止に加え、台風や大雨等の際に会社以外で業務遂行可能
【働き方改革】
・これまでの仕事の質を思い切って変革し、ワークライフバランスの向上を通じ、
働きがいのある充実した人生を実現することを目的とした「働きがい改革」の一環として、
付加価値が低い業務の削減やペーパーレス化と併せてテレワークの推進に取り組み、
間接部門の2020年度総労働時間が2019年度比▲195.5時間の見込み
テレワークの概要・特徴
【特徴】
・対象者を職種や資格で限定していない
・場所は自宅に限らず、機密ルールを満たす範囲で自由(上司の許可が必要)
・終日テレワークに限らず、出社や有休と組み合わせた部分利用可
【活用拡大の取り組み】
・会社PCを持帰り、セキュリティを担保した上で社内と同等の作業を実施できる環境を構築
・テレワーク利用者全員を対象としたアンケートを実施し、課題の潰しこみを実施
・テレワーク利用率を定期的に算出し、全社共有することで積極的な利用を促す
・テレワーク中の健康管理の注意点についてのガイドを作成し、全社展開
(リフレッシュ方法・上司部下間のコミュニケーション方法等)
・職場の小集団で業務上の困りごとや改善点を定期的に話し合う場を設置
【長時間労働防止の取り組み】
・深夜時間帯における勤務は24時までとし、22時以降の勤務開始は認めない
・業務開始時/終了時にはログに残る形で上司に連絡することをルール化
・システムログを収集/保管し、上司から問合せがあった際には開示し、実態と照合
※システムログの勤怠システムへの自動連携について、2020年11月から実装予定
雇用上の規定就業規則及びテレワーク制度利用ガイド
テレワーク担当部署人事部労政G
テレワーク対象者
・社外で実施できる業務がある者
・事業場外での業務遂行、時間管理、機密管理に
ついて上司に適性を認められた者
実施者数6,311人
平均実施日数月4回以上8回未満程度(概ね週1~2回)
テレワーク実施概要
テレワークの導入・拡大の経緯
育児を抱える社員の両立支援によるキャリアアップ施策として、2016年1月から希望者によるトライアルを実施のうえ、2016年4月に「在宅勤務制度」として本格導入し、2017年4月に
は介護事由をもつ従業員も対象として拡大。
その後、働き方改革の一環として、生産性の向上やワークライフバランスの向上を狙い、場所や事由の制限を緩和した「テレワーク制度」へ拡大。
(一部部署:2019年8月~、全部署:2020年1月~)
コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年3月から在社時間制限を解除し、間接部門においては在宅勤務を働き方の軸とした新しいワークスタイルの確立を目指して、ITインフラ
の拡充や業務プロセスの抜本的な見直しを進めている。
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